“考えるプロ”を志してコンサルの道へ Ballista入社の決め手は2つ 「事業の自由度」と「人」
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- コラム
【プロフィール】
熊沢陸
2025年に新卒入社予定。大学で建築を学んだ異色の経歴を持つ。“考えるプロ”を志してコンサルティングの世界に飛び込んだ。内定後はインターンとしてプロジェクトに加わっている。
就活の軸は「考えることの追求」 コンサルに焦点
―学生時代に力を入れていたことを教えてください。
大学生の頃、アルバイトに力を注いでいた時期があります。学習塾の生徒数を増やす部門のリーダーを1年間務め、戦略から実行までを担いました。例えばポスティングひとつとっても、配布する曜日ひとつで体験に来てくれる生徒数に違いが表れます。地域によって、生徒と保護者、どちらが入塾に至る主導権を握っているかも異なります。生徒や保護者と会話しながら提案の内容や順番を変えるなど、工夫を凝らしました。営業とマーケティングを組み合わせたような業務で、戦略がうまくいった時には達成感がありました。
―就職活動は、どのように進めていきましたか?
業界は主にウェブマーケティングとコンサルティングの2つに絞りました。その理由は、私が好きな「考えること」を追求できると思ったからです。その中で、最終的に内定をいただいた大手コンサルティングファームとBallistaの2社で迷いました。私は大学で建築を学んでいましたが、同じ学科で建築業界以外に進んだ人は他にいないかもしれません。
ボードメンバーと話して確信「ここでなら成長できる」
―2社で迷う中、なぜBallistaを選んだのでしょうか?
理由は大きく2つあります。「事業の自由さ」と「人」です。事業の自由さという面では、Ballista以外の企業は軸となる事業から極めて近い範囲で別の事業を始めていきます。一方、Ballistaは個々がやりたいことからスタートする事業も多いです。自由度が高く、軸がしっかりと定まっていれば何でも挑戦できると感じました。ボードメンバーとの面接では、Ballistaが展開している事業の図を見せてもらいました。つながりやシナジーがある事業もありながら、必ずしもそうではない事業もありました。当時立ち上げて間もなかったVTuberの事業は、インターン生の希望から始まった事業だと説明を受けました。コンサルティング以外の事業も幅広く、他の企業にはないオリジナリティや可能性を感じました。
―「人」に対する印象はいかがでしたか?
入社前にボードメンバーと話す機会がありました。それぞれタイプは違っても、一緒に仕事できたら自分の成長につながると確信しました。経営層から直接スキルを吸収できるところも、ベンチャーのメリットだと私は考えています。ボードメンバーを含め、専門知識や経験豊富なBallistaのメンバーのもとで学びたい気持ちは強かったです。内定をもらった大手コンサルファームと迷っていることを伝えた時、「うちの会社の方が質の高い、ワクワクする仕事ができると思うよ」と笑顔で答えた中川代表も印象的でした。その言葉に偽りがないと思いました。
若手にも裁量と責任 大手よりベンチャーを選択
―ベンチャーは将来性がある一方、大手と比べて安定していないイメージがあります。大手コンサルファームから内定をもらっていたにも関わらず、まだ歴史の浅いBallistaへの入社に不安はなかったですか?
企業の規模やネームバリューを優先する学生は、ひと昔前ほど多くないと感じています。私としては、ベンチャーの方が早くから裁量を持って責任のある立場で仕事ができると考えました。従業員の多い大手企業であれば、その立場に就くまで5年以上はかかると思います。体力があり、自由な時間も多い20代は貴重です。5年待つよりも、自分の力で切り開く挑戦ができる企業で仕事する人生の方がおもしろいです。
―転職活動で苦労したことはありましたか?
一番大変だったのは自己分析です。ただ、そこをクリアして、自分のやりたいことや歩んでいくべき方向性さえ定められれば、就職活動はスムーズに進められます。自分の過去を振り返る自己分析には恥ずかしさもありますが、何かを決断したタイミングや失敗・成功体験を掘り下げて分析する時間が大切です。本当の自分を知ると、ふさわしい業種や企業が見えてくると思います。
インターンで案件に参画 メンバーの思考力に驚き
―Ballista内定後、熊沢さんはインターンとして案件にも参画しています。主にどんな業務を担当していますか?
プロジェクトに加わって、クライアント向けの資料作成をしています。資料をつくる際、プロジェクトメンバーの考え方を吸収できるので貴重な機会になっています。Ballistaのメンバーと一緒に働いていると、ネガティブな感情で動いている人がいないと感じます。考えることには苦労もありますが、その大変さを楽しみに変えている印象です。考え抜いた先にたどり着く充実感やクライアントに喜んでいただけるやりがいを持っているように見えます。
―プロジェクトに入って、どのような学びがありますか?
クライアントへの提案は想像以上に論理的、客観的に正しいのか、という細かいところまで詰める必要があると学びました。ただ、全てを理詰めにして窮屈な形になってはいけません。核となるポイントはロジカルに説明しながら、遊びを持たせる提案や考え方がクライアントに響いて信頼や感動を得ていると感じます。インターンの時期は大学の卒業論文の時期とも重なっていました。論文は論理的な構成が求められます。プロジェクトに参画したことで、自分の論理的思考が磨かれていると成長を実感できました。
メンバーは多様な経歴 共通点は自己実現へのビジョンと情熱
―Ballistaでは、どんな仕事をしていきたいと考えていますか?
まずはコンサルタントのスキルを身に付け、その後は新規事業開発や、自分の経歴を活かして建築に携わるプロジェクトを進めてみたいです。私の一番のモチベーションは、自分が好きな分野のプレゼンスを向上させることにあります。そこに携われるのであれば、それほど範囲は絞り込まないつもりです。
―Ballistaに興味を持っている学生、転職活動中の方々にメッセージをお願いします。
Ballistaには様々なバックグラウンドを持ったメンバーがいます。大学で建築を学んでいた私の経歴は異色ですが、大工や自衛隊出身者、飲食業から転身したメンバーもいます。その多様性がBallistaの特徴で、誰もがお互いの経歴や個性を尊重しています。ただ、バックグラウンドが異なる中でも、ぶれない軸を持っているところは共通しています。責任を持って何かを成し遂げたい、自分の好きを形にしたい、なりたい自分の姿があるといったビジョンや意欲がある人はBallistaに合っていると思います。他の企業と比較できないくらい、実現できることがたくさんあります。