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マネージャー

日下部 睦

大手コンサルティング会社で主にM&A領域のコンサルティングを担当。事業戦略や人事組織戦略に関する業務も経験。2024年6月にBallistaへ入社して27歳の若さでマネージャーに抜擢。Ballistaでは制度設計にも関わり、ライフステージによって働き方を柔軟に変える女性のロールモデルとして期待されている。

「働く女性のロールモデルになりたい」
コンサルの常識を変える、理想の働き方
仕事も育児も充実する組織の実現へ

「結婚も出産も経験したい」 私生活の充実を求めてBallistaへ

大手コンサルティング会社で順調にキャリアを歩む中、なぜBallistaへの転職を決めたのですか?

一番の理由はプライベートも充実した働き方にシフトしたいと考えたからです。20代後半の女性が今後の人生を想像した時、仕事に集中するのか、プライベートの時間を重視するのかという悩みに直面するケースは少なくないと思いますし、私もそうでした。結婚も出産も経験したいと思う中で、前職の環境ではなかなか難しいと感じていました。

転職を考えていた頃、中川代表と話をする機会があり、Ballistaはプライベートも充実する働き方をサポートするし、それが阻害されるようなことがあったら自分が絶対に守る、と心強い言葉をいただきました。中川代表とは一緒に仕事をした経験があったので、転職する上で心理的なハードルが低かった部分もあります。企業としてもBallistaはスタートして間もないので、組織や制度の設計に関わるおもしろさもあると考えました。

頑張りすぎない働き方 “普通のお母さん”のロールモデルに

なぜBallistaに入社して、子育てがしやすい働き方など制度をつくっていきたいと考えたのですか?

産休や育休、時短勤務等の制度を設けているものの、実際は利用できていない企業は少なくありません。事実、私が以前働いていた会社も、言われないとお子さんがいることもわからないくらいの仕事量をバリバリこなすスーパーウーマンはいましたが、“普通のお母さん”というイメージの女性は少なかったと思います。

Ballistaでは中川代表をはじめボードメンバーが、子どもの学校行事など家庭の予定を理由に仕事を早く切り上げる日もあり、そういった場面を見ると育児をしながら働くことへの理解があると感じます。一方で、Ballistaには今、子育てをしている女性メンバーはまだいないこともあり、女性社員が子育てと仕事を両立するための仕組みを設計している段階ですが、私がその制度設計に携わって、性別にかかわらず、ライフステージによって働き方を柔軟に変えられる仕組みを整えていきたいです。そして、ゆくゆくは”普通のお母さん”社員のロールモデルとして活躍していきたいです。

日下部さんが考える“普通のお母さん”は、どのようなイメージですか?

まず、女性の仕事とプライベートの両立の実現には大きく2つの要素がかかわると思っています。1つは周囲の協力体制、もう1つは本人の胆力です。前者については、大前提旦那さんの育児参加はもちろんのこと、両親のサポートの有無も両立を左右する要因だと思っています。後者については、限られた時間の中で、子を持つ人が子を持たない人と同等の仕事量をこなすためには、子が寝てから夜中まで仕事をしたり、子より朝早く起きて仕事をしたりといった胆力が必要になると考えています。しかし私は、そのどちらも十分に備わっていない人でも、いい意味で”頑張りすぎず”、自分のタイミングで仕事と子育てのバランスを調整して柔軟に働くことが目指すべき姿だと思いますし、そういった姿が私の考える“普通のお母さん”のイメージです。どんな女性であっても真似できるようなロールモデルになることが理想だと思っています。

27歳でマネージャー就任 若手が挑戦できる環境づくりを重視

Ballistaで主に担当している業務を教えてください。

現在はコンサルティング事業部でマネージャーとして2つの案件を担当しています。1つは組織戦略系の案件、もう1つが新規事業系の案件です。それぞれ私の他に2人のメンバーが入っています。どちらの案件でも、コンサルタントの独りよがりにならず、クライアントに寄り添った提案ができるようマネジメントしています。具体的には、クライアントと会話をしながら、相手がどんなイメージをしているのか、どのような課題に悩んでいるのかを自分なりに解釈して仮説を立てていきます。話を掘り下げていく中で仮説を修正して、最終的にクライアントのイメージを資料として形にすることにおもしろさを感じています。様々な業種の経営や人事、組織に関われるところが、他の業種にはないコンサルティングの楽しさです。

案件を担当しながら、日下部さんは20代という若さでマネージャーも任されています。どんな役割を果たしたいと考えていますか?

Ballistaには領域ごとのプロフェッショナルが揃っていますが、若いメンバーも多いです。組織やプロジェクトを指揮する立場の人が何でもやってしまうと、若手は伸びません。Ballistaには挑戦する環境が整っていると思うので、その環境を生かして若いメンバーに仕事を任せながら、悩んだ時にはアドバイスやサポートをして、若い人材が経験を積んで成長できるように支えていきたいと思っています。

ボードメンバーのスケジュールに驚き 業界では異例の親しみやすさ

どのようなところにBallistaの強みを感じていますか?

コンサルティング以外の事業も展開している部分は、他のコンサルティング会社にない強みです。企業としての可能性が広がるだけではなく、実際に立ち上げた新規事業が成功すればコンサルとしても実地経験としてクライアントに話をできる要素となります。新規事業にはリスクもありますが、それ以上に得るものが大きいです。失敗するリスクよりも、可能性を追求したり、おもしろさを大事にしたりする部分がBallistaらしさだと感じています。私自身も何でも挑戦してみたいタイプなので、コンサルティング以外の経験が積めるところも入社を決めた理由でした。

その他に、Ballistaならではの特徴や魅力はありますか?

年齢やキャリア、立場を問わずメンバー間の距離が近いところはBallistaの特徴だと思います。Ballistaのメンバーはフレンドリーで面倒見の良いタイプの人が多いです。ボードメンバーのOutlookのスケジュールを見たときに、1on1の予定がびっしりと入っていて驚きました。ボードメンバーに何でも話せる風通しの良さは、働きやすさにつながっていると思います。

仕事に対して言葉だけではなく、インセンティブで評価してもらえる仕組みもコンサルタントのモチベーションを高めています。前職とは異なり、Ballistaはプロジェクトごとにメンバーに利益を分配する形となっています。

最近は月に数人のペースで新しいメンバーが入社しています。どんな仲間に加わってほしいですか?

肩書きや経歴にこだわるのではなく、クライアントや社会のためになる経験や仕事へのやりがいを求める方に加わっていただきたいです。Ballistaにいるメンバーのキャリアは様々です。個々に得意分野があり、専門性を組み合わせてクライアントの課題を解決したり、新しい事業やプロジェクトを生み出したりしています。コンサルティングの会社でありながら、他の事業も幅広く手掛けられるのは、様々なタイプのメンバーが集まっているからです。多様性や柔軟性といったBallistaの強みを伸ばしていける方と一緒に働きたいです。