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コンサルタント

小島 さくら

新卒で入ったITコンサルサルティングファームではシステム開発プロジェクトのPMOを経験。その後は専門学校でグラフィックデザインを学び、個人で映像制作やデザインコンサルに携わる。その後2024年8月にBallistaに入社し、現在はクライアントのBCP策定などを担当している。

ロマンの追求と足元を固める実行力を両立
「社会課題を解決したい」
人生観と重なったBallistaの理念

「今の時代に珍しく希望にあふれた企業」 自分の人生観とリンク

Ballistaを知った経緯を教えてください。

新卒で入社したITコンサルティング会社を退職後、グラフィックデザインの専門学校に通いました。

その後はクリエイティブとコンサルティングを組み合わせたプロジェクトに携わりました。その時、私はデザインを極めたいわけではなく、デザインを1つの手段として企業や社会の課題を解決する仕事がやりたいと気付きました。

自分の希望を転職エージェントに伝えたところ、「あなたの熱い思いとマッチする企業がありますよ」と紹介してもらったのがBallistaでした。

ホームページなどでBallistaについて知って、どんな印象を受けましたか?

今の時代には珍しく、すごく希望にあふれた企業だなと思いました。企業の強みや実績を前面にアピールする企業が大半を占める中、Ballistaは未来への可能性を前面に押し出しています。しかも、個人や企業だけではなく、日本の伸びしろを信じて前に進んでいる企業です。

私は日本にロマンを感じられる企業がもっと増えても良いと思っていましたし、自分自身もロマンを求めてチャレンジしてきたのでBallistaの理念が人生観とリンクしました。

「社会問題を解決したい」 原点はベトナムで見た現実

転職のきっかけとなった「社会課題を解決したい」という思いを抱いたきっかけはありましたか?

大学の時、教育支援のボランティアでベトナムに行った経験が大きいと思います。ベトナム内での都市部と地方の差、地方の子どもたちは圧倒的に情報が不足している現実を見てパラダイムシフトが起きました。

それまでは、「どこか見えないところに困っている人がいる」というどこか他人事な認識しか持っていなかったですが、社会課題に対して初めて当事者意識が芽生えました。地方で暮らすベトナムの子どもたちに将来の夢を聞くと、誰もが「先生」と答えます。情報が少な過ぎるゆえに、「先生」しか思い付かないというのが現状です。

もちろん、私1人の力で誰もが自分のやりたい仕事に挑戦できる社会をつくれるとは考えていません。ただ、そうした理想を企業としてうたっているBallistaには、社会課題を解決する力や可能性を感じました。

実際にボードメンバーと面接を重ね、Ballistaのイメージは変化しましたか?

中川代表をはじめとするボードメンバーと面接して、ロマンを感じる企業という印象は変わりませんでした。面接では「Ballistaは社会に合わせて変化していった将来、コンサルティング事業をメインに据える会社ではなくなっているかもしれない」と言われ、可能性をとことん追求する未知な部分にもおもしろさを感じました。

一方でコンサルティング事業のクライアントは付き合いの長い企業や大手企業が多く、しっかりと足元を固めて飛躍していこうとする安心感やプロ意識も伝わってきました。自分が成長する上で、これ以上の企業はないと考えて入社を決めました。

クライアントに寄り添う コミュニケーション能力と思考力を強化

今は主に、どのような業務を担当していますか?

空港を運営する企業を支援するプロジェクトに入っています。具体的には、防災計画の構想策定です。BCP(事業継続計画)の基本を押さえながら、クライアントに合った形につくり上げていきます。

防災に関する業務は初めてで構想策定自体も経験が浅いので、プロジェクトチームのメンバーから学びながら仕事を進めています。難しさと楽しさの両方を経験しています。

担当しているプロジェクトは、どんなところに難しさがありますか?

このプロジェクトはクライアントの希望を叶えるだけにとどまらず、重要でありながらクライアントが気付いていない要素を見つけ出して実用的な計画に落とし込む必要があります。思考の深さや論理性が求められるところに難しさがあります。コミュニケーションを密に取って、クライアントについて深く知る意識を強く持っています。

今まで私が経験してきたクリエイティブな仕事は企業の思いを形にする機会が多かったのに対し、BCPはファクトをベースにして論理的に組み立てていきます。その辺りを考える思考能力がまだ身に付いていないので、思考を鍛えるトレーニングを続けています。

やりたいことを言える社風 成長理由は心理的安全性

Ballistaのメンバーには、どのような印象を持っていますか?

前向きな姿勢、それから仕事に情熱を持ちながら冷静さを失わない点はメンバーに共通していると感じています。

プロジェクトリーダーをはじめ、丁寧にフィードバックしてもらえるところもありがたいです。自分の考えを伝えると、成長した部分は評価され、改善が必要な部分は必ず理由の説明を受けられます。専門知識や経験豊富なメンバーからスキルを吸収できる恵まれた環境ですね。

組織としてのBallistaには、どんな特徴や強みがあると感じていますか?

やりたいことをやりたいと言える心理的安全性がBallistaの強みで、今後も個人や企業が成長し続ける原動力になると思っています。やりたいことがあっても、周りの目を気にして委縮したり、恥ずかしさで口にできなかったりする企業が多いと思います。

Ballistaは高い目標を掲げる創業期からのメンバーが有言実行して道を切り拓き、他のメンバーも実現したいことを発信しているので、誰もが自分の希望や目標を安心して言える雰囲気があります。一人ひとりがやり抜く覚悟を持ちながら、助け合う社風も根付いています。

ロマンとソロバンを大切に Ballistaで理想の実現へ

今後、どんなメンバーに加わってほしいですか?

Ballistaのメンバーたちは自分がやりたいことの先に「日本を良くしたい」、「人のためになりたい」という大きなゴールを掲げています。声高に言わなくても、心に秘めていると感じさせるメンバーもいます。そういう気持ちがある人が仲間に加わってほしいですね。

それから、私自身の理想像でもありますが、ロマンとソロバン(理想や夢と、現実的な利益や実現可能な計画、その両者をバランスよく考慮すること)を大切にできる人は活躍できる企業だと思います。

小島さんが今後、Ballistaで成し遂げたいことはありますか?

短期的には思考力を磨いて、プロジェクトを引っ張っていける力を身に付けたいですね。Ballistaに入社してから、アイデアベースではない、ロジカルな組み立ての重要性を知りました。少しずつですが、考える力が伸びてきていると感じています。

中・長期的には思考力にクリエイティブな要素を組み合わせたコンサルティングでBallistaに貢献するビジョンを描いています。そして、社会の課題を解決できる存在になりたいです。